人形のように小さな輪郭に、
こぼれ落ちそうな瞳、
凛とした品格、
匂い立つような色気・・。
一度会うと、多くの男性が虜になるというが、柔らかな京ことばと、はんなりとしたしぐさは、女性でも心を奪われてしまうほど。そのような雰囲気を身につけるため、心がけていることは・・・。
「そうどすね。まず、日本女性として大切にしているのが奥ゆかしさです。とにかく、出しゃばらないように、控えめに。私自身、謙虚さというのをつい忘れそうになるときがあります。控えめな姿勢は日本人としての美徳でもあり、忘れてしまうと、おかしくなってしまうように思います。時々思い出しては、自分を振り返るようにしています。私の場合、言いたいことは半分にするように気をすけています。特に女性から何か意見を言うと、きつく聞こえるようですね。なるべく聞き役に回ることが、相手を立てるという意味でも大事なことのように思います。」
では、男性に対してイライラしたり、つい腹が立ってしまったときは、どうすれば?
「私はケンカは嫌いですし、大抵のことは気にしませんが、どうしても言いたいことがあれば、言う前に3分間深呼吸します。これは、母からのアドバイスで、すぐに言いたいことをしゃべると、言い過ぎてしまうことがある。そうならないために時間を置くと、心が落ち着いて冷静になります。また、ある程度は、我慢を覚えることも必要なことだと思います。」
人の目を見つめて話す。それは礼儀で、会話の基本。
「人付き合いで大切なことは、男女問わず一緒どす。見方を変えると、関係がいい方向に向かっていくと思います。たとえば、苦手な人がいるとしますよね。でも、”苦手”と思うと、それが出てしまいますし、相手にも伝わります。克服するためには、先にどこか共感できるところを見つけて好きになることです。そう習慣づけるうちに、人付き合いが少しずつ上手にいくと思います。」
そういえば、佳つ乃さん、話をしているときに相手の目を見つめてそらさない。あんなりとした声の穏やかな抑揚も相まって、気づけば、心地よくうっとりと酔いしれてしまう。
「そうどすか(笑)。話をするときに相手の目を見ることは心がけています。握手をしたとき、相手を見ず、もう別の人を見ている方がいらっしゃるのを見て、とても失礼だと感じて、私も気をつけようと思いました。目を見ない方は、やはり会話の本質も見えません。相手を心のそこから信頼する意味でも、目を見て離すことあとても大事ですね。また、話をするときは、声のトーンやスピードも重要です。最初は、好きな女優さんやアナウンサーの方など、心地よい話し方をすると感じる人の真似をするところから入るといいと思います。」
そして、その色気は生まれつき身についていたものなのだろうか。
「いえいえ。そんな、色気なんてありません。着物を着ているだけで、女性は、ふわっとした艶のようなものが出てくるのかもわかりません。着物を着ると歩き方やしぐさも自然と変わってきますから、たまには着てほしおすね。それに、季節によって生地や模様を変えるのも、楽しみのひとつです。私は、昔ながらの古典柄が好きなので、古本屋さんで古典柄の図鑑のような本を買って着物を作る職人さんに持っていき、こういうふうに作ってください、と相談しています。また、着物の合わせ方など、美的感覚を磨くために、美術館に行ったり、いいものを見るようにしています。」
文化、歴史、美意識・・・、日本人としての自覚を持つことが、和美人につながる道になるのかもしれない。
教養を身につけることが自信につながっていく
「日本にはいい文化がたくさんありますね。手土産の風習なんかも、そのひとつではないでしょうか。前に、毎年和菓子を造っていた方から、”実は甘いもの苦手なんだけど、このゼリーは、美味しく食べられました”とメールがきて、知らないで甘いものを送り続けていた自分が恥ずかしくなりました。また、ちょっとしたプレゼントもしますね。舞台で一緒にまわしていただいたお姉さんには日焼け止めや、名刺の刺しゅう入りハンカチなど、負担にならずに、日常生活のなかで使えるものをお渡ししています。日頃の感謝を実感する意味でも、相手を知って物を選ぶ時間は大切にしています。あと、自分の住んでいるところの歴史を、少し知っておくことは大事どすね。先日、京都の女子大生の方たちと、たまたま討ち入りの話をしましたら、みんな大石内蔵助を知らないと言うんです。これには、びっくりしました。自信を持って人と話すときのためにも、知識は多ければ多いほど、自分を守ってくれますし、楽しいおす」
それにしても、透き通るようなキメの整った美肌。いったい、どんなお手入れをしているのでしょうか。「一番の秘訣は、睡眠ではないでしょうか。私は、だいたい8時間睡眠がベスト。30分くらいのお昼寝もします。それから、食事もわりかし気を使って、お豆腐、納豆、お野菜を中心に、バランスよくいただきます。あとは、ストレスを溜めないこと。ここ数年、気持ちをリフレッシュするためにアメリカや韓国のドラマをよく見ます。とくに「セックス アンド ザ シティ」は楽しおすね。先日、Ⅱをひとりで映画館に観に行ってきました。面白くて元気になりますね。興味を持つと、乗馬、水泳、テニス、ドライブなど、何でも挑戦してみます。色々挑戦してみて、苦手やと思ったらあきらめて、自分に合ったものを楽しく続けています。好きじゃないものをムリに続けてもストレスが溜まるだけどす。とにかく興味があったら何でもやってみること。楽しみを見つけて実践することもまた、生き生きと輝いていられる秘訣ではないのでしょうか」
そういえば、佳
2010年8月29日日曜日
佳つ乃が語る、ほんまの美しさ
投稿者 rope 時刻: 10:25
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